爵士現場 in Taiwan

"ジャズライブ"を中国語で表すとこうなるらしい。

ジャガイモっぽくない?男爵イモ的な?そうでもないか。

イモ系は好きだけどダサさが度を越すと辟易とすることがある。でも彼らがオシャレになったらイモ系じゃなくなるよね。どうしたもんかね。

 

というわけで(どういうわけだよ)、今回のメインイベント、ライブです。

 

まずは龍山寺へ成功祈願しに行きました。

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滲み出る台湾感。

 

特濃ミルクの飴を買って、献上しました。

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(台湾の神様、おはようございます。昨日無事入国できたことに感謝申し上げます。このアメくらい濃厚で素晴らしいライブになりますように、メンバー全員が無事帰れますように。あと私事ですが、お金持ちになれますように。ステキなパートナーができますように。幸せになれますように。明るウィ未来に就職できますように。あと、あと…)

 

あやかりがちな、私。

 

猫ちゃんも呆れてる。

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(あんた、欲張りすぎやで。)

 

まぁまぁ、ネコ同士仲良くしようや。

 

会場に着きました。

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なかなかいい感じ!実は青山にもあるお店なので随所に日本を感じた。

内装も可愛いの。

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ステージはこんな感じ!アガるね〜。

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パッと見はカフェなんだけど、その地下がライブハウスみたいになってる感じです。

 

リハして、お昼食べてチャージ!

見た目すごく美味しそうでテンション上がったんだけど、パクチーの味が強すぎてちょっとしんどかったよ。でも残さず食べました。俺頑張ったやろ?ナデナデしてくれても、ええんやで?な?

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お客さんがパラパラと入ってきて、とりあえず一安心。だんだん緊張してきたぞ。

演奏し始めたら緊張は解けるんだけど、それまでの緊張が楽しかったりする。緊張ってよりワクワク?

色んな感情が入り混じった感じも好き。

 

そしてライブスタート!

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普段より上手くいったり、リハの方が上手くてウーンってなったり、ちょっとアクシデントあったり、盛りだくさんなセトリなだけに色んなことがあったけど無事終了。

MCはリーダーが中国語で。通じてたし、ウケてたし、すごい。

曲中のアクシデントはアドリブで巻き返して、かえってカッコよくなったり。これがジャズのいいところだよね。

 

宣伝媒体はナイモンがほとんどだったので、必然的にお客さんの8〜9割はホモでした(後はリーダーの身内)。

台湾ホモって、ベアーがベアーを好むのは何となく分かってたけど、モテなさが尋常じゃなかった。

一番熱心に宣伝していたメンバーが子熊みたいな感じなので、これでもかってくらいチヤホヤされてた傍で「謝謝〜」って笑顔振りまいてる時は少し惨めだった。

 

そんな時に、一番前で聴いてくれていた女性から筆談で嬉しいお言葉をいただきました。

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you will be famous.

you shine on stage.

 

来てよかった。頑張ってきてよかった。

本当に泣きそうで、びっくりして、ひたすらThank youとか謝謝しか言えなかった。めっちゃ握手した。

 

本当はステージ降りても輝いてるよ!とか調子乗ったこと言いたかったんだけど、言葉の壁は超えれず。

 

ただ、音楽は国境を越えるんだなって思った。

 

ピアノは5歳からの付き合いだけど、これまでやってた運動を辞めて、大学からジャズを始めようと思ったのは、ピアノを弾いてる時が一番輝いている自信があったから。

長いことやってると(もう20年の付き合いになる)、初心を忘れがちになると思うんだけど、原点に返ることができたような気がします。

 

彼女の言う通りfamousになって、またいつか会えたら嬉しいな。なんてね。

 

会場からホテルまでタクシーで一旦帰る時に、事故に遭った。

幸い大事に至らなかったけど、ライブ前じゃなくてよかった。

運転手さんめちゃくちゃ怒ってて、強制的に降ろされた。他のタクシーに乗り換えたので交通費1/3くらいになった。

 

打ち上げは鼎泰豊(ディンタイフォン)で。

なんと110分待ち。ディズニーかよ。

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なんとも言えないキャラクター。

 

待ってる間にかき氷食べました。日本のやつより美味しいし安い。惜しみなくマンゴーがドドスコ乗ってる、なかなか贅沢なおやつ。

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念願の小籠包!うっま〜!

食べ方分からなくてレンゲですくったら、見事に破裂して汁全滅した。

個人的には蟹味噌の小籠包が好きでした。

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蟹味噌の小籠包にはパスタっぽいカニちゃんがいました。

 

お客さんにも打ち上げに来てもらうことになって、めちゃくちゃカッコいい推しメンと飲むことができました。ウォーターさんです。

適当な英語でも、なんとなくコミュニケーションができて嬉しかった。

 

Kawaii〜」ってほっぺポンポンしてくれて、堕ちた。お世辞でも嬉しい。ハグしちゃった。キャー

「Kakkoii〜」て返したら、「?」って顔されたので、「You're very very cool!」と言ったらナデナデしてくれたよ。あーた。あーた///

 

一緒に写真も撮ってくれたの。とんでもないファンサ。

印刷して額縁に入れて飾りたい。家宝にします。

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手が…!肩に…!アアアアア

 

あなたの為なら英語でも中国語でも何でも勉強するわ。海を渡って、空を超えて、あなたのそばにいたいの。嗚呼、人生。

 

Kawaii〜って言われた時は、マジで時が止まった。

 

初海外、初ライブは個人的には大成功で終えることができたと思っています。

ライブ楽しかったし、嬉しいお言葉もいただけたし、美味しいもの食べれたし、イケメンとハグできたし、なんてステキな日!

 

 

クタクタだけど、心地よい疲れ。

幸せな気持ちで眠りにつくことができました。

後は帰国するだけになっちゃったけど、明日もきっといい日になるよねッ!ハム太郎

 

頑張ったねヨシヨシってしてくれても、ええんやで?ええんや、で?ナッ

おわり。